第36回 どうして7〜9才位の矯正がいいの?(1)

平成24年3月16日

7歳頃は上下の前歯が生えてくる時期です。歯が大きすぎると、隣から出てくる前歯が十分に萌えることができず重なってしまいます。凸凹の状態を叢生(そうせい)と言い、これは歯の大きさとアゴの大きさとのアンバランスから生じます。現代人は食べ物が柔らかいため刺激が骨に十分に伝わらずアゴが発育しないのです。この状態を矯正力によって少しずつ改善することが大切です。

矯正力には強い力と弱い力とがあり、一般的に子供の矯正には弱い力(25グラム位)を使用します。少しずつ弱い力をアゴと歯に与えていきます。弱い力は新陳代謝を盛んにするからです。すると細胞が活発に反応し、アゴは大きくなり歯が生えるスキマが十分にできてきます。

9才になりますと、多くの子供たちの前歯4本が生えそろいます。前歯がきれいに並ぶと、顔の形に良い影響を与えます。まず口元がはっきりしてきます。前歯上下がしっかり噛めるようになり、その力が鼻の骨に伝わります。鼻骨がしっかりしてきますと、鼻の高さに影響を与えてきます。一般に「鼻スジが通る」という表現の通り、歯と口と鼻はお互いに関連しているのです。噛み合わせが安定してきますと、アゴ(俗に言うエラ)がしっかりし、男の子はりりしく、女の子は優しい顔となってきます。


口元の 輝き増す 門歯(まえば)かな   未来の人生(すがた) 門出を祝う

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